このベストセラーを読んでおもしろいと思った人は
これを読んでみたらどうでしょう? のコーナーです。
(本やタウンのサイトを勝手に閲覧調べ)
『くじけないで』 柴田トヨ著/飛鳥新社
98歳の新人が書いた、初の詩集がまさかのベストセラー。
私、この本全然知らなかったんですよね。やっぱり本屋を離れるとわからなくなるもんだなあと実感しております。
享年79歳で亡くなられた、茨木のり子さんの詩集です。「わたしが一番きれいだったとき」「倚りかからず」「自分の感受性くらい」など、有名な詩がセレクトされています。
穏やかなだけでない、えぐるような言葉の鋭さが、この詩集にはあると思います。ちなみに、私が茨木さんの詩と初めて出会ったのは、「わたしが一番きれいだったとき」でした。
今もなお更新を続ける、食べるのが好きなじーさんに料理を作り続けるばーさんの超人気ブログの書籍版です。
ちょっと自分では作ってみようとは思えないぐらい、こったおいしそうな料理が多いんですが、それでもちょくちょくサイトを見ています。なんていうか、食事を大切にしているひとたちって毎日の生活も大事にしているように思うんですよね。
歌人・枡野浩一さんをご存知でしょうか? 知っているひとは知ってて当たり前と思っているし、知らないひとは知らないと思います。当たり前ですね、すいません。
枡野さんのデビュー作である本著は、読者を元気づけてくれません。なぐさめてくれません。やさしくもありません。5・7・5・7・7・のリズムで紡がれる言葉が、ただ、ささってきます。
そのことを冷たいと思われる方は、どうか思い出してください。本当にしんどいに、「そのうち忘れるよ」とか「大丈夫」とか「元気だしなよ」などと言われたときどんなに腹が立ったかを。どんなにしんどかったかを。
枡野さん、おすすめですよ。
(本やタウンのサイトを勝手に閲覧調べ)
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』
岩崎夏海著/ダイアモンド社
このコーナーを始まって以来のビジネス書です。
3冊選べるか不安ですががんばる。
google Labsなど、開発中のプロジェクトを公開しているグーグル。これまでのビジネス手法・マネジメント手法を一変させたと言われるグーグルのやり方を、一冊にまとめてあります。
全然関係ないですが、最近ついにプラウザをグーグルクロームに変えました。
芝居の作・演出家でもあり作家でもありエッセイストでもあり大学の講師でもありなんか怖い顔のひとでもある、宮沢章夫さんのエッセイです。
私なんかは読んだことがないのはもちろん読もうと思ったこともない『資本論』をただひたすら読み、その感想をただ綴ってゆく、という宮沢さん以外のひとが書いても到底本にはならないであろう企画本。宮沢さんの独特の文体を是非味わってみてください。
NHK「仕事学のすすめ」から生まれた本。
ユニクロで有名なファーストリテイリングの社長である柳井正さんの経営論です。ドラッカーを敬愛している経営者として結構有名な柳井正さんの言葉がたくさん詰まっています。
数多くの著作があるドラッカーの手法を実践する一例として、勉強になるのではないでしょうか。
2010.6月間ベストセラー
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『体脂肪計タニタの社員食堂』
タニタ著/大和書房
絶対に『1Q84』がトップだと思っていたので驚きました。先月ご紹介したタニタの本がついにトップになりました。おめでたいです。
料理スタイリスト・高橋みどりさんが綴る、とある会社の社員食堂一年間の記録。肉・魚・砂糖を一切使わない、有機野菜を中心とした献立が綴られています。
実際に作るかどうかより、献立とかを読んでるだけでちょっと楽しい、って方にはおすすめです。私がそうなんです。
一時期話題になった、糖質オフダイエットの本です。満腹になるまで食べられるっていうのは確かに魅力的なんですが、ごはんを食べられない、っていうのがねぇ、私には厳しいです。
ごはんがないなんて、そんなの耐えられません。
なんだか小難しそうで、なんかセレブっぽいひとたちがやってる健康食、みたいなイメージがあったんですが、どうやらもっと気軽に始められるようです。
働くひとたちが無理なくはじめる為に必要なことを、レシピだけでなくいろいろ教えてくれていますよ。
2010.5月間ベストセラー
(本やタウンのサイトを勝手に閲覧調べ)
『体脂肪計タニタの社員食堂』
タニタ著/大和書房
村上さんのやつが1位だったので、次のやつを繰り上げしました。
よろしくお願いいたします。
『野菜だより』
ダイエットしよう、カロリーに気をつけよう、と思えば、やはり野菜中心の食生活になるのだと思います。
でもおいしいものは食べたいし、我慢したんじゃ続きません。素朴で野菜の味を生かした、高山なおみさんのおいしい野菜の食べ方はとても参考になると思うのです。
ピーマンの網焼きとかね、ほんとおいしいですよ。
『定食ニッポン』
日本人の基本の食事とも言える“定食”。旨くて、安くて、栄養満点!しかもボリュームたっぷり!! 一度食べたらヤミツキになる定食メ ニューをお腹いっぱいお届けするのは、今や“定食評論家”として確固たる地位を築いた今柊二氏。今日のお昼は何食べようかなって困った時のお供にぜひどう ぞ。
だそうです。だそうですが、定食ってほんとおいしいですよね。なによりちゃんとおなかいっぱいになるのがいいです。カフェとかでごはん食べておなかがいっぱいにならなかったときとか、殺意すら感じますから。
あと、定食評論家、って夢の職業だと思います。
『いつまでもデブと思うなよ』
『エヴァンゲリオン』で有名なアニメーション製作会社『ガイナックス』の創設メンバーであり、『王立宇宙軍』のプロデューサーであり、失礼な言い方をすればなんかいかにもオタクっぽい太り方をしていたことで有名な岡田斗司夫さんのダイエット本です。
とにかく痩せた岡田さんの姿をテレビで見てびっくりしたひとは多いんではないでしょうか。レコーディングダイエット、という言葉を世間に広めた本としても一度は読んでおくべき本だと思います。
2010.4月間ベストセラー
(本やタウンのサイトを勝手に閲覧調べ)
『1Q84 BOOK3』
村上春樹著/新潮社
まあ、わかっていましたが、例のアレが1位です。
村上さんの本が多くて苦しくなってきましたが、がんばる。
『孤独について』
村上春樹さんの小説に常につきまとう、「孤独」。その孤独に焦点をしぼった哲学者・中島義道さんの「孤独」との闘いの歴史が綴られています。
孤独について、人間関係について苦しんだことがある方には是非お勧めしたい本ですが、それでも私は、中島さんのようにあるいは村上さんの小説のように「孤独」を積極的に受け入れるべきではないと思うのです。
現実とずれた不条理な世界、全体に流れる孤独、村上さんとカフカの共通点はとても多いように思うのだけれど、当たり前だが全然話は似ていません。
カフカというと「朝起きたら毒虫になってた」話があまりに有名ですが、それ以外もというかそれ以外の方がおもしろいものが多い気がします。
谷川俊太郎さんのデビュー詩集です。
若さ、というのもあるんでしょう。何よりも言葉の一つ一つが湿っていないというか、冷たくて硬い印象がどのページからも感じられます。
有名な『生きる』などの詩よりも、個人的にはこの詩集に収められているものの方がすっと体にはいる気がします。
2010.3月間ベストセラー
(本やタウンのサイトを勝手に閲覧調べ)
『日本人の知らない日本語 2』
蛇蔵・海野凪子著/メディアファクトリー
1位がちょっと特定の宗教よりの本だったので、2位を繰り上げにしました。
日本語の現在と未来について本気で論説した、作家・水村美苗さんの書き下ろし本。これ、発売当時相当売れていたので、「日本語」に関心のあるひとって意外に多いんだなあと驚いたのを覚えています。
水村さんは作家で語学研究者ではないので、「日本語」と「文学」との関わりあいに比較的重点が置かれています。
外国に住むひとたちの日本への様々なレビューを翻訳しているだけなのですが、しっかりおもしろいです。
まだ続いているサイトなので、一度のぞいてみてもいいかもしれません。
あ、基本的に、いわゆるおたく文化と呼ばれているものが対象になっていることが多いです。
文字としての漢字がどのようにして生まれ、本来どのような意味を持つものであったかを知
る人は少ない。中国古代人の生活や文化を背景に、甲骨文や金文、および漢字が形づくられるまでの過程をたずね、文字の生い立ちとその意味を興味深く述べ る。
というような、亡くなられた白川静さんによる、漢字の生い立ちと意味を語った新書です。
2010.2月間ベストセラー
(本やタウンのサイトを勝手に閲覧調べ)
『カッコウの卵は誰のもの』
東野圭吾/光文社
1位と2位が変わらず巻くだけダイエット的な本だったので、3位の『カッコウ・・』を繰り上げにしました。
『カッコウ・・』でも主題となっているスポーツの世界における才能に焦点をあて、松坂大輔やイチローなどのスター選手の親に「子育て」について徹底的に取材したノンフィクションです。
概要聞いただけで拒否反応を示す方もいると思うんですが、構えずに読めばそんな嫌な感じはありません。著者がスポーツ雑誌『NUMBER』などで長くライターとして活躍されている吉井妙子さんなので、変な育児書みたいなものを想像される方はご安心を。
ロングセラーを今もなお続けている本書は、角田さんの代表作と言ってもいいと思います。
子を想う親の気持ちは私にはわかりません。
愛おしいと思う気持ちがつくった、とある赤子誘拐事件。その犯人である女性と、誘拐された当事者である女の子。二人の女性の気持ちを想像するだけで、かなり強い痛みを感じる小説でした。
売れるものには理由がある、という好例だと思います。
『カッコウ・・』でとりあげられていた遺伝子が重要なキーワードになっている、人気作家・伊坂幸太郎の出世作。
ミステリーがそれほど好きではない方にも、自信をもっておすすめできる小説です。
家族というものが、もしかしたらいいものなんじゃないかとうっかり思ってしまいそうになります。
2010.1月間ベストセラー
(本やタウンのサイトを勝手に閲覧調べ)
『かいけつゾロリ ようかいえんそく』
原ゆたか/ポプラ社
小さい子がこのサイトを観てるとはとても思えないので、お子さんをもつ親向けに『かいけつゾロリ』に続く、子どもがすきそうな本を選んでみたいと思います。ますよ。
角野栄子さんの『おばけのアッチ』シリーズの中で、私が一番好きな本です。
小さなおとうとたちがかわいくてかわいくて、フルーツポンチがおいしそうでおいしそうで、大きくなったらフルーツポンチをたくさん食べるのだ、と決意したものです。
ちなみに角野栄子という名前に聞き覚えのない方のためにお伝えすると、『魔女の宅急便』の原作者の方です。
かいけつゾロリにもよく出てくる迷路。私も子どもの頃迷路の絵本が好きでよくやっていました。
さすがに当時すきだった迷路本を覚えてはいないので、現在人気があるようすの迷路本をご紹介します。
迷路だけではなく、絵の中に隠し絵もあってそれを見つけるのも楽しいみたいです。
























