新刊書籍からおもしろそうと管理人が思ったものを選びます。発売日は3、4日ほど前後する可能性があります。また、おもしろそうな本が3冊を超えた場合は、書店などで見つかりやすいもの(東野圭吾とか村上春樹とかです)から外していきます。ご了承ください。

 また、文庫の新刊は別枠で最大3冊まで選ばせていただきます。 

 

 

9月3日更新

  『ジャック・ケルアックと過ごした日々』

 

 『路上』がビート・ジェネレーションのバイブルとなるはるか昔の、1940年代のニューヨーク。ケルアック、ギンズバーグ、ハンキーなど、後のビートを代表する作家たちの出会いを作った、一人の女性がいた。後にケルアックの最初の妻かつ永遠のミューズとなる、イーディ・ケルアック=パーカーである。 本書はそのイーディーによる回想録の翻訳である。

 だそうです。

 ケルアックからイーディに送られた手紙なんかも収録されているそうです。自分が送った手紙を出版されるなんて悪夢以外のなにものでもないですよね。

 

おおきな木           『おおきな木』

 

「あなたはこの木に似ているかもしれません。あなたはこの少年に似ているかもしれません。それともひょっとして、両方に似ているかもしれません。あなたは木であり、また少年であるかもしれません。
あなたがこの物語の中に何を感じるかは、もちろんあなたの自由です。それをあえて言葉にする必要もありません。そのために物語というものがあるのです。物語は人の心を映す自然の鏡のようなものなのです。」(村上春樹/訳者あとがきより)

 だそうです。

 名作絵本『おおきな木』が村上春樹訳で発売です。絶版になっていたようなので、とりあえず復刊を祝いたいです。ちなみに私は、高校の英語の教科書で初めてこの話を読みました。

 

 

ここから文庫の新刊です

 

           『大好きな本』

 

 「好きな本があるよ、いい本があるよ、みんなもよかったら読んでね!」――この10年のあいだに読売・朝日新聞の書評委員をつとめる川上弘美が、「ほんとうに自分がいい」と思った傑作とは? 谷崎、田辺聖子、江國香織、古井由吉、堀江敏幸そして柴田元幸や岸本佐知子の翻訳まで著者おすすめの130冊。

 だそうです。

 川上さんの書評、好きです。まとめて読んでみたいです。

 

9月2日更新

SWISS              『SWISS』

 

 デビュー以来常に「家族」というテーマのもとに写真を撮影してきた長島が、今は亡き祖母とお互いの花の写真を通して向き合い、遠いひとに思いを馳せ、近いはずのひとと心を見つめ合った時間が凝縮された美しい一冊。

「部屋に戻り
ここにくるまですごくじかんがかかったよね
と息子が言う
この旅の道程のことをはなしているのに
わたしたちの心のことを言っているようにも聞こえる」

(3rd WEEK DAY6 2007.08.11より)

 だそうです。

 とてもとてもとても写真家である、長島有里枝さんの最新写真集。しかもなんと、表紙のカバーバリエーションが20色あるそうです。アマゾンからだと選べないようなので、ご購入を考えられる方は出版社の公式サイトからどうぞ。

 

赤々舎公式サイト

 

勝つために戦え!〈監督ゼッキョー篇〉    『勝つために戦え! <監督ゼッキョー篇>』

 

 好評を博した押井守のメッタ斬り映画監督論「勝つために戦え!〈監督篇〉」の続篇を語りおろしで刊行! タランティーノ(押井作品をカンヌで落とした審査委員長!)、ルーカス(「スターウォーズ」スタッフから聞いた愚痴とは?)、滝田洋二郎(「おくりびと」でオスカーを受けた元ピンク映画監督)などなどを、アニメ業界のここだけの話をまじえてのメッタ斬り!

 だそうです。

 押井守の『スカイクロラ』よく考えたらまだ観てないんですよね。とりあえず、TUTAYAに行ってきます。

 

THE TROPICS           『THE TROPICS』

 

 20数年前。なぜか突如、ぼくの体内磁石の針が南へと振った。以降、数回にわたるぼくの東南アジアへの旅は、ただただ、容赦ない陽光と、突如のスコールと、湿気に閉ざされる夜気と、花と果実の甘い匂いと、そして、人々の喧噪の中に身を置いた。そして、シャッターを切った瞬時だけ、めくるめき熱帯を知覚した。南の町々での記憶は、ぼくの細胞と神経を濾して、フィルムにとどめられて在る。

 だそうです。

 1980年代に撮影された、森山大道の未発表写真集。そしてやっぱりモノクロなんですね、写真。

 

9月1日更新

空の冒険              『空の冒険』 

 

 空は、神様に近い分だけ、きっと願い事も叶いやすい−。ままならない現実の中で、その先にある光をめざして進む主人公たちのショートストーリー。エッセイ11編も収録。『翼の王国』掲載に加筆・修正し単行本化。

 だそうです。

 『あの空の下で』に続く、機内誌「翼の王国」の連載を書籍化したものです。ここ3、4作、吉田修一さんの本読んでないんですよね。とりあえずまずは『元職員』を読まなければ。

 

         『着ればわかる!』

 

 セーラー服、自衛隊、ゴスロリ、十二単…。「着てみたい、なりきりたい!」欲求のままに、18着のホンモノに袖を通した体験を綴る。『オール讀物』掲載を単行本化。

 だそうです。

 酒井順子さんの新刊です。そして、ええと、セーラー服着ちゃったんでしょうか。止めるべきだったんじゃないでしょうか。

 

 

ここから文庫の新刊です

 

百瀬、こっちを向いて。 (祥伝社文庫)           『百瀬、こっちを向いて』

 

 せつない恋心が感動を呼ぶ永遠の名作、遂に文庫化!

 

 このありふれた世界からいくらでも新鮮な物語を掘り出すね。-映画監督・岩井俊二

 

 中田永一さんによる、恋愛を中心においた短編集。よくできた物語は時折鼻についてしまうものだけれど、ここまでよくできていると降参するしかないように思います。