新刊書籍からおもしろそうと管理人が思ったものを選びます。発売日は3、4日ほど前後する可能性があります。また、おもしろそうな本が3冊を超えた場合は、書店などで見つかりやすいもの(東野圭吾とか村上春樹とかです)から外していきます。ご了承ください。
また、文庫の新刊は別枠で最大3冊まで選ばせていただきます。
1月31日更新
自然と共生する知恵や技術を受け継ぐ土着民族の伝統的な暮らしを讃え、人類とは何かと問いかける―地球上のさまざまな地域では、現在でも約1億5千万人の少数民族が、外部からの激しい干渉や気候変動に抗いながら生活している。独自のアイデンティティと文化に誇りをもって生きる人びとの素顔を、多数の写真とともに紹介する。
だそうです。
まさかの13650円。これ、誰かくれないかな。
74歳のイコさんは東京から岡山まで、5歳の時に死別した母の生家をバイクで訪ねるという、思い切った行動に出る。イコさんはその家で、自分は幽霊だという子供の頃の母そっくりの少女に出会うが…!?
だそうです。
『魔女の宅急便』『おばけのアッチシリーズ』『ズボン船長の話』などなど、児童文学の巨匠・角野栄子さんが角川の銀のさじシリーズに登場です。ですよ。
本書は、著者が練った思索の軌跡をたどり、建築家・建築評論家ら15人と建築問答を繰り広げながら、「建築とは何か」を考えます。
さらに、地上6.5メートルの高さにある建築家フジモリの茶室《高過庵(たかすぎあん)》の構想から完成まで4年超にわたり、その変遷が描かれた全スケッチを収録しました。
だそうです。
建築家・藤森照信さんの新刊。高過庵、お邪魔してみたいものです。
1月29日更新
ツキノヒカリバナ、フエフキトッキ、マネモネ……。想像上の「平行世界」に棲む、奇妙で優美な植物たち。その起源と形態を、学術論文めいた叙述と、詩情豊かなスケッチで描き出す。レオーニの壮大な幻想博物誌。
だそうです。
長らく品切れになっていた『平行植物』がついに復刊。みんなー、『平行植物』が出たぞー。
『わくわくを見つけにいく』
新生活を綴る、待望の書き下ろしエッセイ 新生活からはじまった、堀井さんの「わくわく」を探す旅。地図を片手に、地下鉄に乗る。ひたすら歩く。本人のイラスト、写真で綴る「…へいく」シリーズ第4弾!
だそうです。
堀井和子さんの本が「…へいく」シリーズって、シリーズ化してることを初めて知りました。ほんとかなあと若干疑問に感じています。
狭小な正方形上に、無限に広がるこの王国。純然たる四畳半主義者たちによる7つの宇宙規模的妄想が、京都の町を震わせる! 阿呆らしくも恐るべき物語。
だそうです。
大学生と京都、という森見さんの得意分野2つが久々の競演。7つのって短編連作なんでしょうか。よくわかりません。
1月28日更新
「ファッションセンターしまむら」を経営する(株)しまむらと、埼玉を中心に首都圏に食品スーパーを展開する(株)ヤオコーは、どちらも東証一部上場企業で、売上を着実に伸ばしてきたことで知られている。両社の歴史をひもとき、さらに現在の状況を取材することで、物が売れる、両社の経営術を明らかにします。
だそうです。
しまむらはよく知っているんですが、ヤオコーっていうスーパーは知りませんでした。あと、タイトルと装丁の感じが小説っぽいですねこれ。
長らく品切れとなっていた『東京、音楽、ロックンロール』が、「志村日記2」と、生い立ちを語った20000字インタビューを追加収録して、新たに刊行されます。
だそうです。
フジファブリックのフロントマン・志村正彦さんが公式サイトでつづった「志村日記」の書籍化。amazonではまだ注文不可のようなので、他サイトか書店、またはロッキングオンの公式サイトからも注文できるようです。
ここから文庫の新刊です
『ディスコ探偵水曜日』
愛、暴力、そしてミステリ。舞城史上、最大のスケールで描く最高傑作。迷子捜し専門の米国人探偵・ディスコ・ウェンズデイ。あなたが日本を訪れたとき、〈神々の黄昏〉を告げる交響楽が鳴り響いた――。魂を奪われてしまった娘たち。この世を地獄につくりかえる漆黒の男。時間を彷徨う人びと。無限の謎を孕む館・パインハウス。名探偵たちの終わり無き饗宴。
だそうです。
舞城王太郎さんの長編が文庫化。最近『阿修羅ガール』を読み返したばかりなので、また読みたい心持ちになっています。
『老嬢は今日も上機嫌』
過ぎていく日々、去っていく大切な人々。それでも私の人生は続く。軽やかに、上機嫌に!芸術家一家に育った女優が綴る、真面目で、可笑しく、滋味あふれるエッセイ集。
だそうです。
吉行和子さんが好きです。なんでしょう、ああいうふうに年をとりたいと思うんですよね。
大学に顔を見せない江神を追って信州入りした英都大学推理研の面々は、女王が統べる〈城〉で連続殺人事件に遭遇する。第8回本格ミステリ大賞に輝いた、江神シリーズ第4長編。
だそうです。
有栖川有栖さんの長編が文庫化。女王って随分と長い間「ジョウオウ」って読んでいました。「ジョオウ」なんですよね、あれ。
1月27日更新
第一線を疾走し続ける才能たちは、何を思考し、どう行動しているのか。圧倒的な文字数で解き明かされる、プロフェッショナル十人の創作の秘密。 収録インタビュー:佐藤竜雄/河森正治/平田秀一/片渕須直/名倉靖博/馬越嘉彦/本橋秀之/舛成孝二/今 敏/庵野秀明
だそうです。
おお、今敏さんのインタビューも載ってますよ。そして半分以上、誰だかわかりません。
おおむね楽しい、ちょっぴりさみしい。カラダ半分、ずれている――。カワカミ・ワールドが詰まった、日記シリーズ最新作。2008~2010年までの3年分を収録。「WEB平凡」の人気連載を単行本化。
だそうです。
嘘だかなんだかわからない、川上弘美さんの東京日記シリーズの最新刊が発売です。ですよ。
夢からうつつへ、うつつから夢へ…どこまでもループしつづける終わりなき悪夢の連鎖――。人気イラストレーターによる、待望の初・長編マンガ! WEB平凡の人気連載を単行本化。
だそうです。
これもおもしろそうなんですが、それよりも今気付いたのは、見たことないけど「WEB平凡」ってもしかしておもしろいんじゃないか。そんなことを思った、昨今です。
ここから文庫の新刊です
4年間の同棲生活から結婚に至った大木信義と咲は、五反田のデパートの屋上で地獄旅行のパンフレットを手にする。いつもは近所でだらだらするばかりの二人だが、たまには旅行でもしようと一泊二日の地獄観光へ出かけた。猫を植えて育てる猫畑やペットボトルの風車、ビーフシチューの温泉に名産甘エビなど地獄独特の風物に戸惑うものの、同時にめくるめく非日常にワクワクするのだった。でも、いったい「地獄」って何なんだ!?
だそうです。
素敵。あらすじを読んだだけで素敵さが伝わってくる、劇団『五反田団』の作・演出家であり小説家でもある前田司郎さんの小説が文庫化です。
1月26日更新
日常の中にある異界への隙間……。すこしばかり耳を澄まし、目を凝らすと日常の中にある不思議世界への隙間が見えてくる。そこから異界を覗くとき、物語が生まれる。著者の学生時代から現在までのエッセイを収録。
だそうです。
小川洋子さんの最新エッセイ。学生時代からって凄いですね。個人的に作家の学生時代の頃の話とか読むの好きなんです。角田光代さんの学生時代のとか。
幼馴染み、取材関係者、作家仲間から、ふと見かけた人まで、一期一会の記録。昔ブラウン管で意識した人に後年ばったり出会ったりも。全編単行本未収録。
だそうです。
すごく素敵な企画ですね。さまざまなひとたちとの出会いの記録の随筆集。他の作家でもこういう切り口のエッセイ読みたいです。
いろんな形の「デート」、あります。祖父と孫、元不良と老教師、特に仲良くもない同じクラスの男子同士、協力して一緒に公園で犬を飼うOLと男子学生。何気ないのに温かい人と人のつながりを軽やかに描く、5編収録の作品集。
だそうです。
著者の瀬尾まいこさんは人柄の良さみたいのが話に漏れでていて、それが人気のある要因なんじゃないかと思っています。特に仲良くもない同じクラスの男子同士、とか、いいですね。
1月25日更新
ここから文庫の新刊です
強引で女子力全開の華子と人生流され気味の理系男子・冬冶。双子の前にめげない求愛者と微妙にズレてる才女が現れた! でこぼこ4人の賑やかな恋と日常。ずっと一緒にいられたら…。キュートで切ない青春恋愛小説。
だそうです。
島本理生さんのストレートな恋愛小説です。綿矢りささんとほぼ同時期にデビューした方ですが、島本さんを見ているとコンスタントに書き続けることって大事なんだなとよく思います。
純愛小説で出世した女性編集者を待ち受ける罠と驚愕の結末、影のように慎ましく生きてきた女性が抱く最初で最後の狂おしい想い、息子の恋人に抱いてしまったときめき、年齢を超え理不尽なまでの磁力で惹かれあう男女…成熟したからこそ逃れがたい「恋」という名の愚行がときに苦く、ときに危険なほど甘やかに綴られる4篇の物語。
だそうです。
篠田節子さんにしては珍しい短編集です。長編作家のイメージが強すぎて、このひとの短編って読んだことがないんですよね。
1月24日更新
あの人気コミック誌『コロコロコミック』(小学館)に、かつて連載され、小学生たちに絶大な人気と異様な支持を得た「コロコロバカデミー」が一冊の本になりました。「百点以上の〇点を取ろう!」というテーマのもとに始められたこのコーナーには「まちがえて答えましょう」という伝説的な設問のもと、小学生たちの天才的なひらめきに満ちた作品が殺到しました。
だそうです。
「チン・ギスハーンのあだ名をまちがえて答えましょう」という問いに「さばくのとんちんかん」。完璧ですよね。砂漠じゃないし。
「とても鋭い知性の持ち主だが、ほとんど記憶のない女がいた」わずか数行の超短篇から私小説・旅行記まで、「アメリカ小説界の静かな巨人」による知的で奇妙な51の傑作短篇集。
だそうです。
昨年、作品社から『話のおわり』が出たばかりのリディア・デイヴィスの短編集が文庫ではないですが白水社Uブックスになって買いやすいお値段になりました。なりましたよ。
胃袋へすっと入っていく、からだが正直に求める味――韓国料理のおいしさはいったいどこから来るのだろう。その源流を求め、韓国全土、旅を重ねてきた筆者が、丹念に探し出した名菜30を紹介。こころ揺さぶられる味への探究心と綿密な取材で、朝鮮半島の食文化とおいしさの秘密に迫る。ソウルと全土の店の詳細データ付き。
だそうです。
平松洋子さんの新刊。韓国料理はチヂミが好きです。辛くないからです。
1月22日更新
ロマ、ツィガーヌ、ヒターノ、マヌーシュ、カーロ、シンティ、ドム……さまざまな名で世界に拡散するジプシー。「自由の民」でも「乞食で泥棒」でもなく、国を持たぬ彼らは現代をいかに生きぬくのか――ジプシー音楽に導かれバルカン~中欧~アラブ諸国へ、歴史ある集落から難民キャンプまでを訪ねた10年の記録。
だそうです。
ジプシーという言葉はもちろん知っていましたしが、実際の生活や歴史はなにひとつ知りませんでした。ちょっと、知りたいです。
旅大好きの宮田珠己が「巡礼お遍路」を「旅行」ととらえ、あちこち興味の赴くまま寄り道しつつ四国中を歩いた、非本格派歩きへんろ旅の記録。集英社WEB文芸『RENZABURO』で配信したものを書籍化。
だそうです。
当サイトで連載していただいている、かとうちあきさんのつくるミニコミ『野宿野郎』の2号で四国歩きの記事を読んで以来興味を持っていたので、これは読んでみたいです。宮田さん、おもしろいですしね。
壮観!詳細な図解で見る感覚器の意外な歴史眼はなぜ現在の形になった?見るしくみはどう進化した?耳は?鼻は?視覚・聴覚・味覚・嗅覚・体性感覚など、生物が世界を知る道具、感覚器の進化を詳細にたどる。
だそうです。
若干気持ち悪い表紙といい、こういう本を出してくれるのが新書のいいところですよね。
ここから文庫の新刊です
『八日目の蝉』
逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるだろうか--理性をゆるがす愛があり、罪にもそそぐ光があった。家族という枠組みの意味を探る、著者初めての長篇サスペンス。
だそうです。
2007年に発売されて以来、あっという間に新刊が入れ替わる書店業界で店によっては今だに平台に積まれているロングセラーがついに文庫化。これ、読んでない方はとりあえず買っておいて損はありません。ないといいな。
1月21日更新
坂本純平、二十一歳。埼玉県東松山市出身。現在、新宿・歌舞伎町のちんぴら。 男気あふれる憧れの兄貴のためならなんでもするけど、女は苦手。だけど、困ってる人を見るとほうってはおけない……。そんなちょっと時代錯誤な彼が組長から受けた指令、それはヒットマン(暗殺)。
決行までの三日間、純平は金と自由時間を与えられ、羽を伸ばす。さまざまな人と出会い、語り、行動を共にする。貧乏のためグレた少年時代からペーペーのやくざになった身分では味わえなかった「普通の人たちの楽しみ」を経験する。
さあ、どうする、純平? お前の青春、あと三日──。
だそうです。
あらすじを読んでここまで読みたいと思ったのは久しぶりだったので、長めに載せてみました。奥田英朗さんの最新刊です。
漫画家・吉田戦車、初の絵本がついに完成。「生まれたばかりのわが子に読ませたい」をテーマに人気漫画家が描く絵本の世界。くり返しくり返し、何度も読みたくなる絵とリズム。全ページオールカラー描きおろし!
だそうです。
これは、読みたいでしょう。だって吉田戦車さんが絵本が書いたって言うんですから。読みたいでしょう。
男の捨て方、わがままの通し方、スッピンの晒し方、子どもの育て方…。作家・平山夢明が執事に扮して世の道理を裏側から説く。ホラー漫画家・児嶋都の漫画も掲載。『本が好き!』連載を書籍化。
だそうです。
あらすじを読んでもいまいちぴんとこないんですが、女性側の気持ちをなんかいろいろ書いてくれているんでしょうか。違うんでしょうか。よくわかりません。
1月20日更新
京都を襲う笑撃の作戦「八月の犬」、復活!『八月の犬』で俺を送ってくれ――23年音信不通だった、死の床についた友人は、ひとつの恋が崩壊させた極秘作戦の完遂を願った。身を焦がす青春が甦る感動作!
だそうです。
鴻上尚史さんの最新小説。元・第三舞台の作・演出家、もしくは虚構の劇団の作・演出家、というよりSPAで連載している『ドンキホーテのペディキュア』の作者と書いた方がわかるひとが多いでしょうか。言葉にできないもやもやしたものを、物語で語るのではなく行間で語るのでもなく、はっきりとした言葉にして私たちに届けてくれる数少ない作家だと思っています。
名前の知らないみどり色の葉に触れたり、小さな花に元気をもらった記憶はありませんか? 雑草を愛する著者が、道ばたを歩きまわりながら発見したことや、暮らしに役立つことを書きつづる。『天然生活』連載を修正・加筆。
だそうです。
かわしまよう子さんの新刊。このひとが出した『草手帖』って本を書店で働いていたときによく売っていたのを覚えています。いい本だったんですよねぇ。
ほら、もうそこに怪物は立っている。 古川日出男が挑む、魔都TOKYO(TYO)の貌(かたち) 。著者渾身の連作小説集、ついに刊行。
『表の東京と裏の東京と第三の東京―― いくつのTOKYOを捕獲できるか? これは僕の、想像力の戦いの記録です。』古川日出男
だそうです。
言わずとしれた古川日出男さんの新刊。古川さんの小説ってとことん日本っぽくないですよね。私だけかもしれませんが。なんとなく古川さんのファンって外文好きが多い気がします。
ここから文庫の新刊です
15年前の事件の秘密と記憶をたどる物語。地方検察庁に勤める小堀徹は、かつての隣人の娘の訪問がきっかけで、15年前の事件にまつわる記憶をたどっていく。時効直前の殺人事件の真相と、二人の女が抱え続けた秘密とは──。
だそうです。
佐藤正午さんの新刊。お恥ずかしいことに佐藤さんの小説は『ジャンプ』で止まっています。何年前だ、いったい。まだ九州に住んでいるんでしょうか。
華やかな都会を舞台に描く切ない恋物語。31歳の蜜子は、作家の稀と共棲みして5年。稀が売れるにつれ、蜜子を世間に隠すようになった。心に少しずつ澱を感じる蜜子は、他の男性と…。男女の機微を描く恋愛小説。
だそうです。
田辺聖子さんの文庫、改訂版。解説は江國香織さんが書かれているようですよ。
1月19日更新
睡蓮の連作を生みだしたこの地で、モネが実現したことは絵を描くことと、「理想の庭造り」「理想の食卓」でした。本書は、モネのジヴェルニーでの生活に焦点を当て、モネの庭と食への想いを読み解きます。ご自宅でモネの食卓を再現していただけるよう、モネが残したレシピノートから再現レシピもご紹介。印象派の巨匠、クロード・モネの知られざる生活人としての一面をご紹介する一冊です。
だそうです。
モネの絵が好きか嫌いかと問われれば「あんまり好きじゃない」のですが、当時の画家の庭や食卓への想いは読んでみたいと思います。
政治とメディア、マスコミ危機、環境問題、教育・若者論、地域と暮らし――新聞、雑誌、テレビ報道の最前線で活躍、国民的キャスターとして愛された著者渾身のジャーナリズム論。伝えきれない思い、今をどう伝えるか。
だそうです。
広告を載せない本格的な報道雑誌『週刊金曜日』に連載されていた、筑紫哲也さんのジャーナリズム論。2010年10月に発売された姉妹本『国家を考える』もリンクをのせておきますのでよろしければどうぞ。
1月17日更新
ペンギンやアホウドリなどの大きさと行動の関係を探るうちに、なんと「巨大翼竜は飛べない」という結果が導き出された! 小型データ記録装置で現代、そして過去の動物の生態が明らかになる。
だそうです。
だそうですが、巨大翼竜は飛べてほしいですよね。プテラノドンの飛んでいない白亜紀なんて、ねぇ。
『野茂英雄 日米の野球をどう変えたか』
日本人プロ選手が史上初めて、自らの意志でメジャーリーガーとなった1995年、野球史は変わった。日米の野球に計りしれない影響を与え、パイオニアとして黙々と投げ続けた男・野茂英雄の物語。
だそうです。
今はもう想像もつかないけれど、初めて野茂がアメリカに行くことを決めたとき、自分が覚えているだけでもひどいバッシングを受けていた。「通用するはずがない」といった論調が一部ではなくほとんどだったのだ。
ここから文庫の新刊です
『野草雑記・野鳥雑記』
タンポポ、ツクシ、ペンペン草。ヒバリ、カラス、そして「我々の雀」。「時は幾かえりも同じ処を眺めている者にのみ神秘を説くのであった。」人間の最も身近な友であり続けてきた野の草花・鳥たちを見つめ、彼らがもつ無数の呼び名・昔話に人々の心を読みとる。柳田国男(1875-1962)の観察眼と叙情性が生き生きと溶けあう随筆集。
だそうです。
柳田国男さんというと、遠野物語しか思い浮かばなかったんですが、こんな随筆も出していたんですね。知りませんでした。
1月15日更新
何かを考える、ということは、現在のことを考え、過去を思い出し、未来を夢想するということ。歌人・東直子のリアルな魂の生存記録。ふらんす堂ホームページに2007年1〜12月に掲載された「短歌日記」を書籍化。
だそうです。
東直子さんの新刊。今さら2007年の日記? と思わないでもないですが、東さんの日記タイプの本は今まで出ていなかったので興味があります。ふつうのエッセイすらなかったんじゃないでしょうか。
『やめないよ』
これまで本当にいいサッカー人生を送ってきた。でもそれは昨日までの話。今日もすぐに過去となる。明日をどんな一日にして、どう自分を高めるか。僕はそれだけを考えていたい──。
だそうです。
今なお現役を続けるサッカー選手、三浦和良さんの本。「やめないよ」というタイトルがカズが言うとぐっときますよね。
1月14日更新
古代ギリシア人にとって「過去」とはなにか―。豊富な考古学資料と膨大な古典文献を横断し碩学があきらかにする、古代ギリシア人が「創造」した神話的過去の姿。
だそうです。
新年一発目のおもしろそう。古代ギリシア人が考えていた「過去」とはなにか、ってテーマが既におもしろそうです。ですよ。
オランダの芸術家テオ・ヤンセンが生み出した作品ストランドビーストは、風を受けると何本もある脚を動かして歩き始めるメカニカルな生物。 ヤンセン氏の生み出した黄金比に基づく、その驚異の機構をミニサイズで再現。
だそうです。
大人の科学マガジンの最新刊。テオ・ヤンセンって誰だよ、って方はえっと、なんか素敵な動くものを作ってるひとです。あと、今日本科学未来館で『テオヤンセン展』をやっています。
今を生き抜くヒントはイスラムの教えにある。イスラム教徒は自殺しない? 既存の価値観が崩れた今、日本人がイスラムから学ぶべきことは多い。平安と癒しをもたらすイスラムのメンタリティーを教えてくれる、心の処方箋ともなる一冊。
だそうです。
イスラム教の本はたくさんありますが、あらすじに書いてあるような切り口のものって少ない気がします。
ここから文庫の新刊です
モリ博士が明快・愉快に応える科学問答60「ブーメランは何故戻ってくる?」「自転車のハンドルの秘密」「日本語って超煮詰まってない?」など、身の回りの謎を縦横無尽に解き明かす、人気科学読み物。
だそうです。
想像している以上に、真面目に科学の問題を語ってくれています。実際に理解できなくても、わかったような気になるだけで楽しいんですよね、こういうの。
一人暮らしの作家による試行錯誤の自炊生活群馬県高崎市在住、泣くに泣けない、一人暮らしの自炊生活。試作を重ねた末に思いついた、料理の数々。全部で24作からなる料理をテーマにした傑作エッセイ集。
だそうです。
『豚キムチにジンクスはあるのか』の文庫化。絲山さんってエッセイまでおもしろいってなんかもうずるいと思います。先生、ずるいと思います。
『新世界より』
第29回日本SF大賞受賞作品。変わり果てた未来社会。「呪力」こと、念動力を獲得した子供たちは、野心と希望に燃えていた。それは自らが背負う闇に、全く無知であるが故の自由であった。
だそうです。
本格SF。たぶん細かい粗を無理矢理探せばいくつかあるんですが、なによりもこの未来の物語に本気で取り組んでくれたことに感謝します。おもしろいですよ、とにかく。
1月13日更新
現在、世界で最も注目を浴びる日本人女性写真家、サライ・マリ。
ロンドンを拠点に、『デイズド&コンフューズド』『ハーパーズ・バザーUK』などで活躍。本書はこの本のために撮り下ろした初の女性のヌード写真集。スーパーモデル、アーティスト、編集者など、第一線で活躍するアクティブな女たちを被写体に、女性ならではの視線で、大胆にして開放的なセクシャリティを放つ。
だそうです。
ちょっと写真を見てみないとなんとも言えないですよね。下に更井真理さんのサイトのアドレスをはっておくのでよろしければどうぞ。
見つめてきたものを言葉に変える。雑貨、カフェ、インテリア、料理、お菓子、手作り、庭、菜園、本、音楽、服、恋、どれだけ好きになってきたものがあったのだろう。海辺の小さな町に集められ、発信された、詩や散文、そして、自分の中にあるアートを探し始めてみようと語り出した本。
だそうです。
永井宏さん監修の不定期雑誌『ボタンとリボン』の最新号が発売です。すごく好きな雑誌です。ただ、苦手って方も多いと思うので、サイトにアップされている第一号に収録されていた永井さんの詩を一度読んでみてください。好きだったら買った方がいいと思いますよ。
ポルターガイスト現象が頻発するという洋館の調査に赴いたSPR一行。調査開始直後から現象はさらに激しさを増してゆく。怪しい物音、ひとりでに移動する家具、火を噴くコンロ。麻衣は依頼者の姪・礼美がアンティークドールと言葉を交わすのを耳にした。ぼーさんこと滝川法生は、人形に憑いた霊を祓おうと試みるのだが……。小野不由美の原点ともいえるシリーズ「ゴーストハント」第2巻。
だそうです。
復刊ドットコム発で復刊された小野不由美さんのゴーストハントシリーズ第2巻が発売です。めでたいです。
1月11日更新
1989年の創業以来、「新しい日本文化のスタンダード」を目指し、われわれに新しいファッションと生活スタイルを提案し続けた、セレクトショップ界の雄、ユナイテッドアローズの20年の軌跡と戦略。創業メンバーで現社長の重松理氏、クリエイティブディレクターの栗野宏文氏など、中心メンバー、社員たちへの取材によって明かされた、ユナイテッドアローズの成功と成長の舞台裏。
だそうです。
川島容子さんによる、ユナイテッドアローズのノンフィクション。ちなみに私は、町田のアウトレット店にしか行ったことないです。
たまにはイヤホンをはずして、身の回りの「音」に耳を傾けてみませんか? 四季折々に出合ったさまざまな音から、伝統芸能をはじめとした豊穣な邦楽の世界まで、日本各地の音を紹介します。
だそうです。
東京堂出版による、音の歳時記。こういう本って家にあるだけで、たまにめくるだけでちょっと嬉しくなりますよね。私は池とか川とか海とかに石を投げ込んだときのぽちゃんって音が好きです。
1月8日更新
好きじゃ、と叫ぶ度に、あみ子のこころは容赦なく砕けた。のり君がこぶしで顔面を殴ってくれたとき、あみ子はようやく一息つく思いだった−。風変わりな少女の目に映る世界を鮮やかに描いた表題作ほか、書き下ろし「ピクニック」も収録。第26回太宰治賞受賞作。
だそうです。
受賞してまだ本も出ていないのに、結構話題になっている今村夏子さんのデビュー作。表紙もすごく好みです、これ。
『チーム・バチスタの栄光』(海堂尊著)以来の選考委員即決、第9回『このミス』大賞受賞、乾緑郎(いぬい・ろくろう)のデビュー作! 少女漫画家の和淳美は、植物状態の人間と対話できる「SCインターフェース」を通じて、意識不明の弟と対話を続けるが、淳美に自殺の原因を話さない。ある日、謎の女性が弟に接触したことから、少しずつ現実が歪みはじめる。映画「インセプション」を超える面白さと絶賛された、謎と仕掛けに満ちた物語。
だそうです。
「インセプション」を超える面白さ、って随分とハードルを上げたなとは思いますが、こちらも新人のデビュー作。タイトルがいいですね。
新選組三番隊長・斎藤一。鳥羽伏見、甲州、会津。そして死に場所を求め、男は西南戦争へ。血風録の中心にあった男が語る、幕末維新と寄る辺ない少年の運命。
だそうです。
浅田次郎さんがついに新撰組に手をだしました。斉藤一を中心にすえた物語になるようですよ。
ここから文庫の新刊です
日本とはどんな国なのか、なぜ米が日本の歴史を解く鍵なのか、通史を書く意味は何なのか。今までイメージされてきた国家像や、定説とされていた歴史観に根本的な転回を迫る衝撃的な書。
だそうです。
網野善彦・石井進両氏による、日本論。すごく興味はあるけど難しいのはわからない、という私のようなひとに安心な対談形式です。
宮部みゆきさんと北村薫さんがセレクトした、ほりだしものの名短篇!宮沢章夫「だめに向かって」、片岡義男「吹いていく風のバラッド」、内田百〓(けん)「亀鳴くや」、久野豊彦「虎に化ける」、伊藤人譽「穴の底」、織田作之助「天衣無縫」など、目利き二人を震わせた短篇が勢揃い。
だそうです。
こういう短編集ってやっぱり出来がいいものが多いので、なんかちょっと本読みたいな、って方にはいいと思います。短編集だから、一作ぐらいは好みのものがあるでしょうし。
『胸の中にて鳴る音あり』
介護地獄に苦しむ元キックボクサー、淡々と「不倫のメリット」について語る女性が漏らした最後の一言、文学賞に落選し続ける四十三歳…。普通の人々の普通の生のなかの瞬間をあるがままに描く21篇。
だそうです。
日本のボブグリーンと勝手に思っている、上原隆さんの作品の文庫化。市井のひとたちを丹念に取材し続けた、コラムノンフィクションです。
1月7日更新
筒井康隆のつくり方が、ここに明かされる! のらくろ、乱歩、西遊記、ウェルズ、イプセン、クリスティ、フロイド、セリーヌ、ヘミングウェイ、カント、ハメット、三島、川端、大江、マルケス、ハイデガー……生まれて初めて手にした書物から、創作活動の源泉となった小説、戯曲、哲学、漫画まで、著者自らの半生を追いながら、同時代に触れた書物の来歴を惜しみなく開示する自伝的書評集。
だそうです。
これはちょっと、これはみなさんどうなんでしょうか。これはおもしろそうなんじゃないでしょうか。筒井さんの小説の大ファンってわけでもないのに溢れるこの「読みたい」パワーはなんなんでしょうか。気の迷いかもしれません。
「より良い社会」はもはや幻想か? なぜ今「正義」なのか?
経済格差のもとに社会が分断されるなか、「善」はもはや抽象的お題目にすぎないのか? ケータイ小説から沖縄基地問題までの多様な事例の検討、意表をつく思考実験、そしてカントからサンデルに至る正義の理論を徹底的に吟味し、普遍的連帯のアクロバティックな可能性を論じる。生きづらさに満ちた時代の、「正義の条件」をさぐる、大澤社会学、至高の到達点!
だそうです。
雑誌『THINKING 「O」』編集長でもある、社会学者の大澤真幸さんの新刊。今話題の「正義を考えるムーブメント」が日本にも到来したもようです。
謎めいた転校生・一社高蔵は、同じクラスの日比野光が持つ超能力に気づいた。そしてその力を、世の中の間違いを正すために使うよう、日比野に強要する! そんな彼が提案した、世直しのための第一歩、それは「携帯電話を使いながら車を運転してる奴を殺せ」!
だそうです。
good アフタヌーン連載の、鬼頭莫宏さんの新刊。『ぼくらの』以来、連載がはじまっていることすら知りませんでした。あらすじを読むかぎり、読んでて辛くなりそうで怖いです。
ここから文庫の新刊です
『父と娘の往復書簡』
嫁ぐ日の父と娘がいる。幼い日の思い出、舞台にかける互いの情熱、そして娘の結婚―。心洗われる清冽で真摯な24通の手紙。
だそうです。
全国の往復書簡フェチの皆様、お待たせしました。往復書簡のやつです。はい、私が好きなやつです。
『センセイの書斎』
南伸坊、森まゆみ、養老孟司、津野海太郎、佐高信、上野千鶴子……。細密なイラストと文章で明らかにする、31の「本が生まれる場所」。それぞれの書斎は、その持ち主と共に生きている。
だそうです。
内澤旬子さんのイラストルポが文庫化しました。一時期作家の書斎の本がよく出ましたが、一番おもしろそうな気がします。作家のセレクトも渋いですしね。
『ホーラ』
不倫の関係を続ける亜紀と聡史はエーゲ海の小島を訪れるが、次々と不可思議な出来事に襲われる。それは神のなせるものなのか。
だそうです。
篠田節子さんを未読な方、いないでしょうか。大丈夫でしょうか。『聖域』とか『ゴサイタン』とか読んでいますでしょうか。物語の中に確かな世界をつくることができる作家のひとりだと思います。




























































