日
16
8月
2009
図書館の本をなくしかけた話
図書館で借りていた本をなくしました。
本は米原万里さんの『心臓に毛がはえている理由』です。
朝通勤電車の中で読み、その日家に帰って鞄をあけたら入ってなかった、というミステリー。名探偵私の推理によると、チャックが完全にぶっ壊れて鞄ってよりはトートバッグになってたうちの鞄が主犯と思われます。
なくしものの多い人生でした。
傘なんていったいこれまで何本なくしたのか見当もつきません。皮製や布製のオリジナルブックカバーも憧れて数種類買いましたが、もれなくすべてなくしました。そんなものどうやってなくすんだ、とは聞かないでください。私にもわからないからです。今住んでる部屋の契約書もなくしました。先月ちょっと調べものがあって探したときに気づきました。
「ない」
部屋でひとり、声を出してました。
それで先日留守電に図書館から連絡が入ってまして、どうやら警察から本の遺失物が届いてるって図書館に電話があったそうなんです。
で。
東京遺失物センターに取りに行きやがれ、ってことらしいんですが、場所が飯田橋駅の近くなんです。遠い。遠いよ。サザエさんちからマスオさんちまでの距離ぐらい遠いよ。「それは近いよっ。徒歩圏内だよあの二軒っ」 と読んでいる方がつっこんでくださったことを前提で話を進めますが、まあ、遠いんです。
めんどくさい。
でもね、行きました。本を救出するためにね、私行きました。休日の午前中に、貴重な睡眠時間を削って行きました。
「遺失物番号はおわかりになりますか?」
「あ、はい、メモしてきたので」
財布を取り出して、そんで、メモ、入れたはずの札入れのとこにありませんでした。番号教えてくれた図書館は休館日で電話も通じず、結構粘りましたが「番号わからねえなら渡せねえなこんちくしょう」的なことを言われて、最終的にすごすご帰りました。
家帰って、メモ改めて探して。
うん。なくしました。
なんか病気だと思います。それか呪い。